適用範囲
第1条
- 当ホテルが宿泊客との間で締結する宿泊契約及びこれに関連する契約は、この約款の定めるところによるものとし、この約款に定めのない事項については、法令又は一般に確立された慣習によるものとします。
- 当ホテルが、法令及び慣習に反しない範囲で特約に応じたときは、前項の規定にかかわらず、その特約が優先するものとします。
宿泊契約の申込み
第2条
- 当ホテルに宿泊契約の申し込みをしようとする者は、次の事項を当ホテルに申し出ていただきます。
- (1)宿泊者の氏名、住所、年齢、性別、国籍及び職業
- (2)宿泊日及び到着予定時刻
- (3)宿泊料金(原則として別表第1の基本宿泊料による)
- (4)18歳未満の方のみで宿泊の場合は親権者様署名の同意書の提出が必要です。
- (5)15歳未満の方がご宿泊いただく場合は保護者の同行が必要
- (6)その他当ホテルが必要と認める事項
- 宿泊の申し込みをした者は、当ホテルが宿泊者の氏名、住所、電話番号等を記載した宿泊者名簿の提出を依頼したときは、宿泊契約成立後であっても、直ちに提出するものとします。
- 当ホテルは、宿泊予定日前の任意の日に、宿泊客からいただいた連絡先に予約の確認のお電話を差し上げることがあります。
- 宿泊客が、宿泊中に前項第2号の宿泊日を越えて宿泊の継続を申し入れた場合、当ホテルは、その申し出がなされた時点で新たな宿泊契約の申込みがあったものとして処理します。
宿泊契約の成立等
第3条
- 宿泊契約は、当ホテルが前条の申込みを承諾したときに成立するものとします。ただし、申込者においてホテル側が承諾したことを証明できなかった場合、もしくは当ホテルが承諾しなかったことを証明したときは、この限りではありません。
- 当ホテルが、インターネットサイトに誤った宿泊料金を提示し、又は電話で誤った宿泊料金をご案内し、当該宿泊料金に基づき宿泊契約の申し込みをされ、当ホテルが承諾した場合であっても、著しく低廉な料金である場合には、錯誤により宿泊契約は無効とし、その旨を速やかに通知いたします。
- 第1項の規定により宿泊契約が成立したときは、宿泊期間の基本宿泊料を限度として当ホテルが定める申込金を、当ホテルが指定する日までにお支払いいただきます。
- 申込金は、宿泊料金に充当し、違約金・賠償金の順で充当し、残額があれば第11条により返還します。
- 第3項の申込金を指定した期日までにお支払いいただけない場合は、宿泊契約は効力を失うものとします。ただし、当ホテルが支払期日を告知した場合に限ります。
申込金の支払いを要しないこととする特約
第4条
- 前条第3項の規定にかかわらず、当ホテルは、契約成立後に申込金の支払いを要しない特約に応じることがあります。
- 宿泊契約の申込みを承諾する際、申込金の支払いを求めなかった場合は、前項の特約に応じたものとして取り扱います。
宿泊契約締結の拒否
第5条
- 当ホテルは、次に掲げる場合において、宿泊契約の締結に応じないことがあります。
- (1)宿泊の申込みが、この約款によらないとき。
- (2)満室により客室の余裕がないとき。
- (3)宿泊者が法令、公の秩序、善良の風俗に反する行為をするおそれがあると認められるとき。
- (4)当ホテル内で合理的理由のない苦情や要求を申し立てるなど、秩序を乱すおそれがあるとき。
-
宿泊者が次のいずれかに該当すると認められるとき。
- イ 暴力団・暴力団員・その関係者、反社会的勢力
- ロ 暴力団が事業活動を支配する法人・団体
- ハ 役員に暴力団員がいる法人
- ニ 反社会的団体やその関係者
- (6)他の宿泊客に著しい迷惑を及ぼす言動をしたとき。
- (7)伝染病者であると明らかに認められるとき。
- (8)放歌・騒音・歌舞音曲などで他の宿泊客に迷惑を及ぼすとき。
- (9)明らかに支払能力がないと認められるとき。
- (10)挙動不審と認められるとき。
- (11)暴力的要求行為や、合理的範囲を超える負担を求められたとき。
- (12)天災や施設故障等で宿泊させることができないとき。
- (13)泥酔者で、他の宿泊客に著しい迷惑を及ぼすと認められるとき。
- (14)商業目的を秘して申し込みをしたとき。
宿泊客の契約解除権
第6条
- 宿泊客は、当ホテルに申し出て、宿泊契約を解除することができます。
- 当ホテルは、宿泊契約が解除された場合(第3条第3項の申込金支払期日前の解除を除く)、別表第2により違約金を申し受けます。 ただし、第4条第1項の特約により違約金についてあらかじめ告知がない場合は除きます。
- 当ホテルは、宿泊客が連絡をしないまま宿泊日当日の24:00になっても到着しない場合、当該契約を宿泊客により解除されたものとみなすことがあります。
当ホテルの契約解除権
第7条
- 当ホテルは、次に掲げる場合において、宿泊契約を解除することがあります。
- (1)宿泊客が法令、公の秩序、善良の風俗に反する行為をする恐れがあると認められるとき、又はその行為をしたと認められるとき。
- (2)当ホテル内で合理的な理由のない苦情、要求を申し立てるなど秩序を乱していると認められるとき。
-
(3)宿泊客が次のいずれかに該当すると認められるとき。
- イ 暴力団、暴力団員、準構成員、反社会的勢力
- ロ 暴力団が支配する法人または団体
- ハ 役員に暴力団員がいる法人
- (4)他の宿泊客に著しい迷惑を及ぼす言動をしたとき。
- (5)伝染病者であると明らかに認められるとき。
- (6)暴力的要求行為や、合理的範囲を超える負担を求められたとき。
- (7)天災等の不可抗力で宿泊できないとき。
- (8)泥酔等により、他の宿泊客に著しい迷惑を及ぼすおそれがあると認められるとき。
- (9)決められた場所以外での喫煙、消防設備等へのいたずら、利用規則の禁止事項に従わないとき。
- (10)宿泊契約成立後に第5条第11号の事由が判明したとき。
- (11)第2条第2項に基づく宿泊者名簿の提出依頼に応じなかったとき。
- 前項第7号による解除の場合は未提供の宿泊サービスの料金を返金します。それ以外の場合は返金しません。
宿泊の登録
第8条
- 宿泊客は宿泊当日、当ホテルのフロントにおいて次の事項を登録していただきます。
- (1)氏名、年齢、性別、住所、職業
- (2)外国人は国籍、旅券番号、入国地、入国年月日
- (3)パスポートの確認とコピー
- (4)出発日および出発予定時刻
- (5)その他当ホテルが必要と認める事項
- 宿泊料金の支払いをクレジットカード等で行う場合は、登録時に提示してください。
客室の使用時間
第9条
- 宿泊客が当ホテルの客室を使用できる時間は、午後3時から翌日午前10時までとします。ただし、連続して宿泊する場合においては、到着日及び出発日を除き、終日使用することができます。
- 当ホテルは、上記時間外の客室使用に応じることがあります。この場合の追加料金は以下のとおりです。
- (1)チェックアウト時刻より午後12時まで:1時間ごとに1,500円(税込)
- (2)午後12時以降:上記追加料金に加え、1泊分の宿泊料金
利用規則の遵守
第10条
- 宿泊客は、当ホテル内においては、この約款に定める「ご利用規則」に従っていただきます。
料金の支払い
第11条
- 宿泊客が支払うべき宿泊料金等の内訳及びその算定方法は、別表第1に掲げるところによります。
- 上記宿泊料金の支払いは、日本円または当ホテルが認めたクレジットカード等の方法により、チェックイン時または当ホテルが請求した時にフロントで行っていただきます。
- 当ホテルが客室を提供し、使用が可能になったのち、宿泊客が任意に宿泊しなかった場合でも、宿泊料金は申し受けます。
当ホテルの責任
第12条
- 当ホテルは、宿泊契約及びこれに関連する契約の履行に当たり、または不履行により宿泊客に損害を与えたときは、その損害を賠償します。ただし、当ホテルに責任のない事由による場合はこの限りではありません。
- 当ホテルの宿泊に関する責任は、宿泊客がフロントで宿泊登録を行った時に始まり、出発のため客室を空けた時に終了します。
- 当ホテルは、万一の火災等に備えて旅館賠償責任保険に加入しております。
契約した客室の提供ができないときの取扱い
第13条
- 当ホテルは、契約した客室を提供できないときは、宿泊客の了解を得て、できる限り同一条件の他の宿泊施設をあっ旋します。
- 他の宿泊施設をあっ旋できないときは、違約金相当額の補償料を宿泊客に支払い、その補償料は損害賠償に充当します。ただし、当ホテルに責任がない場合は補償料は支払いません。
寄託物等の取扱い
第14条
- 現金、貴重品、美術品、骨董品、壊れ物、液体物、生ものなどの物品はお預かりいたしません。
- 宿泊客がフロントにお預けになった物品が減失・紛失・毀損等の損害を受けた場合、不可抗力を除き当ホテルはその損害を賠償します。ただし、種類・価額の申告がなかった場合は3万円(税込)を限度とします。
- フロントに預けていない物品等が滅失・紛失・毀損した場合、当ホテルの故意または重過失がない限り3万円(税込)を限度に賠償します。
- フロントに預けたお荷物の傷や凹みは保証対象外です。
宿泊客の手荷物又は携帯品の保管
第15条
- 宿泊前に手荷物が当ホテルに到着した場合、事前に了承されたもののみ責任をもって保管し、チェックイン時にお渡しします。
- チェックアウト後に置き忘れがあった場合、所有者が判明した場合は連絡を取り指示を仰ぎます。判明しない、または指示がない場合は以下のとおり処理します。
- (1)現金・貴重品:7日間保管後、警察へ届けます。
- (2)生鮮食品類:即日処分します。
- (3)その他の物件:14日間保管後、処分します。
- 忘れ物の内容物を確認し、適切に処理を行うことができるものとし、宿泊客はこれに異議を申し立てられないものとします。
- 手荷物・携帯品の保管に関する当ホテルの責任は、前条第1項および第2項に準じます。
駐車の責任
第16条
- 宿泊客が当ホテルの駐車場をご利用になる場合、車両のキーの寄託の有無にかかわらず、当ホテルは場所を提供するものであり、車両の管理責任を負うものではありません。ただし、駐車場の管理に際して当ホテルの故意または過失により損害を与えた場合は、その責任を負います。
宿泊客の責任
第17条
- 宿泊客の故意または過失により当ホテルが損害を被った場合、当該宿泊客はその損害を賠償していただきます。
- 宿泊契約の内容と異なるサービスが提供されたと宿泊客が認識した場合、速やかに当ホテルへ申し出なければなりません。
- 当ホテル施設内(指定喫煙場所以外)は全て禁煙です。客室等で喫煙が確認された場合は、クリーニング代および販売停止による損害賠償を、別表第3に基づき請求します。
免責事項
第18条
- 当ホテル内でのコンピューター通信の利用に関しては、宿泊客自身の責任で行っていただきます。システム障害等によりサービスが中断し損害が発生した場合でも、当ホテルは一切の責任を負いません。
- 通信利用中に不適切と判断される行為により当ホテルや第三者に損害が発生した場合、その損害を賠償していただきます。
利用継続の拒否
第19条
- 当ホテルは、次の場合において宿泊の継続をお断りすることがあります。
- (1)当ホテルに対して好ましくない行為があった、またはそのおそれがあると認められるとき。
- (2)本約款に違反したとき(違反のおそれがあると当ホテルが判断した場合を含む)。
管轄裁判所と準拠法
第20条
- 当ホテルと宿泊客との間の宿泊契約に関する紛争は、日本法を準拠法とし、東京簡易裁判所または東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。
別表第1宿泊料金等の内訳(第2条第1項及び第11条第1項関係)
内訳 | ||
---|---|---|
宿泊者が払うべき総額 | 宿泊料金 | ①基本宿泊料(宿泊パッケージ料金)+消費税 |
追加料金 | ②追加飲食、その他の利用料金+消費税 | |
税金 | その他、法令により規定される消費税以外の諸税(宿泊税及び入湯税など) |
備考
基本宿泊料は当ホテルのウェブサイト等に掲示する料金によります。
子供料金の設定はありません。
別表第2(第6条第2項関係)
契約解除の通知を受けた日 | 不泊 | 当日 | 前日 | 9日前 | 20日前 |
---|---|---|---|---|---|
10名以下 | 100% | 100% | 20% | 0% | 0% |
11名~49名 | 100% | 100% | 80% | 20% | 10% |
- %は基本宿泊料に対する違約金の比率です。
- 連泊予約日数の短縮または宿泊予定人数の減少の場合は、その対象となる短縮が違約期間に該当する場合は、違約金の適用に応じた比率にて違約金を収受します。
- 特別プラン・事前決済プランは別途規定となります。
別表第3(第17条第3項関係)
客室内喫煙によるクリーニング代 | 1室につき2万円(税込) |
---|---|
客室内喫煙による客室売止費用 | 客室売止日数×2万円(税込) |
(注) 客室売止日数は当ホテルの判断により実際に販売を差控えた日数とします。ただし、上限を10日分とします。
ご利用規則
当ホテルでは、お客様に安全かつ快適にご利用いただくため、宿泊約款第10条に基づき次の通りご利用規則を定めておりますので、ご協力くださいますようお願い申し上げます。このご利用規則をお守りいただけないときは、やむを得ず宿泊約款第7条第1項により宿泊ならびにホテル内施設のご利用をお断り申し上げ、かつ当ホテルが被った損害をご負担いただく場合もございますので、特にご留意くださいますようお願い申し上げます。
■安全と防災上お守りいただきたいことについて
- ご滞在中お部屋から出られるときは、施錠をご確認ください(当ホテルは自動施錠となっております。)。ご在室中特にご就寝の時は、ドアの内鍵とドアフックをお掛けください。
- 客室からの避難経路図は各客室ドア内側に表示しておりますのでご確認ください。
- 来訪者があった時は不用意に開扉なさらずにドアフックを掛けたまま開扉するか、ドア・スコープでご確認ください。万一、来訪者が不審者と思われる場合は直ちにフロントへご連絡ください。
- ご来訪者と客室内でのご面会はご遠慮ください。
- 客室を許可なしに宿泊以外の目的にご使用にならないでください。
- 18歳未満の方のみで宿泊の場合は親権者様署名の同意書の提出が必要です。
- 15歳未満の方がご宿泊いただく場合は保護者の同行が必要
- 客室内で暖房用、炊事用などの熱を発する器具及びホテル指定以外のアイロン等の電気器具をご利用にならないでください。
- 客室・ロビーを含め館内禁煙です。館外の指定の場所以外での喫煙はなさらないでください。
- 花火・お香・線香・ローソク類など火災の原因となるような物品、臭気が強く残る物をご利用にならないでください。
■貴重品について
現金・貴重品の保管は客室内設置のセーフティーボックスをご利用いただきますようお願いいたします。
■お支払いについて
航空機・列車・遊覧バスなどの切符代、タクシー代、郵便切手代、お荷物送付などのお立替はお断りいたします。
■当ホテル施設内へは下記の持込をお断りいたします。
- 動物等ペット類。(補助犬を除く)補助犬とのご来館は事前にお知らせください。
- 毒劇物、有害有毒化学剤、著しく悪臭・噴煙を放つ物。
- 銃砲刀剣類、賭博用具等犯罪組成物件、法令による所持禁止物件。
- 火薬、揮発油等、爆発、発火、引火しやすい物。
- 騒音を発する物。
- その他、他の宿泊客の安全性を脅か物件と認められるもの
■当ホテル施設内で下記の行為はお断りします。
- 賭博その他の風紀を乱す行為など刑罰法令に触れる行為。
- 政治活動、選挙活動、宗教活動の行為。
- 物品販売、宣伝広告、寄付、署名等の行為。
- 許可なく営業上の目的で行うカメラ・ビデオ等あらゆる機器による撮影及び録音等の行為。
- レストランに飲食物を持ち込み、飲食する行為。
- レストランに食材を持ち込み、従業員に調理を要求し依頼する行為。(有料・無料を問わない)
- 施設内で喧騒にわたる言動、そのほか他人に迷惑を及ぼし、又は不快感を与える行為。
- お部屋に備え付けの部屋着、スリッパの客室外でのご使用。
- 館内に外部から出前をおとりにならないでください。
- その他当ホテル内での安全及び衛生の妨げとなる行為。